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家電パーツ検証担当
ダイソンモーターヘッドの軸受ベアリング、毛絡まりによるギア摩耗、および互換ブラシバーの回転トルクを検証しています。
- 故障原因:「ブラシが回らない」「ガタガタ・キュルキュル異音がする」原因は、サイド軸受への髪の毛・糸くずの巻き込み固着、またはブラシ毛の摩耗です。
- 自分で直せるか:コイン1枚(またはマイナスドライバー)で側面のロックを90度ひねるだけ。所要時間約2分・難易度★☆☆☆☆で交換可能。
- 純正 vs 互換:ヘッド丸ごと買い替え(約15,000円〜)に対し、消耗したカーボンファイバーブラシバー単体の互換品なら約1,680〜2,400円で力強い掻き出し力が復活します。
ダイソンの人気コードレス掃除機「Dyson DC35」。掃除中に「キュルキュル」「カタカタ」と異音がしたり、床に接地させるとブラシが止まってゴミを吸い込まなくなったりしていませんか?
「ヘッドが壊れたから、1万5千円以上出してヘッドを買い直すか、掃除機自体を買い替えるしかないのか…」と諦める前に確認してほしいのが、内部のブラシバー(回転ブラシ)の状態です。ヘッド本体のモーターが生きていれば、消耗したブラシバーを交換するだけで、静かで強力なゴミ掻き出し力を取り戻せます。本記事では、適合する互換ブラシバーの選び方と、コイン1枚でできる簡単交換手順を解説します。
1. Dyson DC35のヘッドブラシが回らない・異音が鳴る原因
モーターヘッドの回転不良は、電気的な断線よりも物理的な異物の噛み込みや軸受の摩耗が原因の大半を占めています。
(1)両端の回転軸・ベアリングへの毛絡まり固着
ブラシの両端にある回転軸(ベアリング部)は、髪の毛やペットの毛、裁縫用の糸などが最も巻き付きやすい構造になっています。毛が幾重にも巻き付くと摩擦熱でプラスチック軸が溶損したり、高負荷でモーターの安全停止機能(保護回路)が作動して回転が止まります。
(2)静電気防止カーボンファイバーブラシの摩耗・抜け毛
長年のフローリング・カーペット摩擦により、赤いナイロン毛がすり減ったり、黒いカーボンファイバー毛が抜けてしまうと、細かなチリを掻き上げる能力が著しく低下します。
(3)内部ギアとブラシ端の噛み合わせ摩耗
毛絡まりで負荷がかかった状態で無理に回し続けると、モーター側の駆動ギアとブラシバー端面の噛み合わせリブが削れ、空回りして「キュルキュル」「カラカラ」という滑り異音が発生します。
2. 【型番適合表】DC35対応ヘッドブラシの適合一覧
ダイソンのモーターヘッド用ブラシバーは、ヘッドの幅(スタンダード幅/スリム幅)によって全長が異なります。注文前に必ずブラシバーの長さを確認してください。
| 対象機種・ヘッド種別 | 適合パーツ型番 | ブラシバー全長 | 互換品相場 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| DC35 モーターヘッド(幅広タイプ) | 966488-01 / 920988-01 | 約185mm | 約1,680円〜2,200円 | カーボンファイバー&高密度ナイロンブラシ |
| DC31 / DC34 / DC35 ミニモーターヘッド | 専用小型ブラシバー | 約118mm | 約1,500円〜1,980円 | 布団・車内用ミニヘッド専用品 |
| DC44 / DC45 カーボンファイバーヘッド | 963830-01 | 約225mm | 約1,800円〜2,400円 | ※DC45ワイドヘッド用(長さ違い注意) |
DC35の標準カーボンファイバーヘッドのブラシバーは全長約185mm(18.5cm)です。後継のDC45やDC62用(225mm等のロングタイプ)を誤って購入するとヘッドに収まりませんので、必ず長さを測ってから注文してください。
3. おすすめのDC35互換ブラシバー厳選(静音・高掻き出し力)
信頼できる優良互換ブラシバーは、純正同等の高密度ナイロン毛と帯電防止カーボンファイバー毛を採用しており、フローリングの隙間に入り込んだ微粒子も強力に掻き出します。

Dyson DC35対応 交換用カーボンファイバーブラシバー(185mm)
帯電防止カーボン毛と高反発ナイロン毛のハイブリッド構造。すり減った旧ブラシから交換するだけで、フローリングのホコリやペットの毛をしっかり掻き上げます。
4. 【作業手順】コイン1枚でできる!DC35ブラシバーの交換手順
ダイソンのヘッドブラシ交換は非常に合理的で、コインが1枚あればドライバー不要で簡単に取り外せます。

ステップ1:ヘッド側面のロックネジをコインで反時計回りに回す
安全のためロングパイプからヘッドを外します。ヘッド右側面にある円形のエンドキャップ溝に100円玉(またはマイナスドライバー)をはめ込み、反時計回りにカチッと90度回してロックを解除します。
ステップ2:エンドキャップを外し、古いブラシバーを引き抜く
エンドキャップを取り外し、中から古いブラシバーを横方向に真っ直ぐ引き抜きます。このとき、ヘッド内部や軸受部分に溜まっている綿ゴミ・髪の毛をピンセットやハサミでしっかり取り除いてください。
ステップ3:新しいブラシバーを奥まで差し込み、ロックを締める
新しいブラシバーの奥側にある噛み合わせリブをヘッド内部のギアに合わせて奥まで差し込みます。エンドキャップを戻し、コインで時計回りに90度回してロックすれば作業完了です。
💡 あわせて確認したいDC35の関連トラブル・パーツ交換
ヘッドブラシを新品にした後は、吸引圧を逃がさないためのダストカップや、連続稼働時間を支えるバッテリーも定期チェックをおすすめします。
5. 交換しても回転しない場合のチェック項目と買い替え判断
新品のブラシバーを装着してもブラシが回らない場合は、以下の原因が考えられます。
- ロングパイプ内部の通電端子の接触不良:パイプ両端にある金属ピンにホコリが詰まっていないか確認し、乾いた布で拭き取ってください。
- ヘッド内部のモーター自体の断線・故障:ヘッドのモーターが寿命を迎えている場合、ブラシバーではなくヘッド丸ごとの交換が必要になります。
- 本体の買い替え検討:ヘッド一式の交換費用(1万円以上)をかけるのであれば、最新のダイソン(V8、V12、Digital Slimなど)へ乗り換える方が、圧倒的な軽さと静音性を手に入れられるため合理的です。
6. よくある質問(FAQ)
Q1. ブラシバーは水洗いできますか?
A. はい、ブラシバー単体であれば冷水での水洗いが可能です。ただし洗剤は使わず、内部の金属軸が錆びないよう風通しの良い日陰で24時間以上完全に乾かしてから装着してください。
Q2. 交換頻度の目安はどれくらいですか?
A. 週2〜3回の通常使用で、約1〜2年が交換の目安です。毛先が開いてきたり、ナイロン毛が擦り減って床に届かなくなったら交換時期です。
7. まとめ:ブラシバーを交換して力強い吸引力を復活させよう
ヘッドの回転異音や吸引不良は、約2,000円前後のブラシバー交換と内部の毛絡まり清掃だけで見違えるように改善します。高額な修理代や買い替え費用を支払う前に、まずは手軽なブラシ交換を試してみてください。